世界、まばたく

かんがえた事をかきのこす

旱星

私は主体性のないオタクだ。

 

佐久間に望むことなんてひとつも無い。

何をしてても最高に素敵だし、何をしなくても揺るぎなく愛おしい。

私が佐久間にやってほしい事は“佐久間がやりたい事”だし、その大きな瞳が見据える未来だけを一緒に夢見るファンでいたい。

 

そんな主体性の無いオタクだった私が、ある日突然明確に、具体的に、これが欲しいと熱望したものがある。

ananの単独表紙だ。

 

2020年8月3日のことだった。

 

その日は、渡辺翔太さんがSnow Manで初めてanan単独表紙を飾ることが発表された日。

 

発表された時点ではanan自体に特にそこまでの思い入れはなくて、えっすごい!と素直に思うだけだった。

 

私にananへの呪縛を植え付けたのは、一人の同担のツイート。フォロー外だったと思うしめったにしないパブサでもしてたのかな。どこの誰かも知らないその人は、佐久間にはananの表紙は無理だと言った。

 

「佐久間くんにはきっと無理だよね🥺でも単独表紙なんて出来ない佐久間くんが私は好き🥺」

 

細かいとこは覚えてないけどこんなニュアンス。

 

判官贔屓的な、ちょっと違うけど馬鹿な子ほど可愛い的な、そんな意味合いだったんだと思う。その人的にポジティブなニュアンスで言ってるんだろうなっていうのは想像出来た、

けど、

まじでほんっっっっっとうに頭にきて、即ブロした。(自衛大事)

今思い出しても本当に腹立つ。

無理って何?!

無理って、何!?!

本人に聞きたいくらいだし、なんなら今どんな顔してるのか拝んでやりたい、どうせ買ってんだろ!?!(絡むのやめな)

 

 

腹立つって言ってるけど、本当の気持ちは多分悲しかった。なんでそんな事言うの?って思った。

単独表紙があろうと無かろうと、佐久間を好きな事には変わりないけどさ、ananの表紙だって、別に佐久間が特別やりたいって言ったわけじゃないけどさ。

佐久間みたいにかっこよくてかわいくて素敵なアイドル、単独表紙やらないわけなくない?

佐久間がどれだけアイドルという職業を愛していて、私たちの推しであるために努力を重ねてくれているか、一番知ってるはずの佐久間担が、そんな事言っていいわけなくない?

きっとそもそも気の合わない同担だったんだろうけど、同じように佐久間をみて、しあわせを受け取ってるはずの人が、簡単に無理って吐き捨てたのが悔しくて、どうしようもなく悲しかった。

 

悲しかったから、見返したいって思った。

 

そりゃもう身勝手に、ただただあの人をギャフンと言わせたくて、

次は絶対に佐久間!!!!

って言い続けた。

 

そんなどこの誰かも知らないような人のツイート、気にしなければいいんだけど。別に佐久間がやりたいって言ったわけでもないのに、こんな事にこだわってごめんって何度も思ったけど、私にとってこれは譲れない戦いだった。

 

もちろん視察も兼ねてしょっぴーの単独表紙のananも買いに行きました。

めっっっちゃ良かった、感動したし尚燃えた、大事にとってあるし今でも見返す。

 

書いてて気付いたけど、オタクになった時に決めた非佐久間雑誌を買わない鉄の掟、こんな前に破られてたの知らなかった。意思弱すぎて泣ける。

 

ananへの執着と同時に、とりあえず単独表紙が欲しい気持ちもじっとりと深くなって、もう、、いつなの、、ってなるくらい待った2021年5月18日、佐久間がブログでペポスクさんの単独表紙を発表してくれた時も、それはもう嬉しくて嬉しくて嬉しくて、まず一つ目の夢が叶った...!ってしあわせがあふれて止まらなかった。

佐久間の言葉で聞けたのも嬉しかったな。オタク達が待ってたのを、ちゃんと分かってくれてるのも嬉しかった。分かってるよ〜っていうのが伝わってくる演出に、佐久間の愛情が溢れてたよね。

 

Snow Manの特集が組まれる度にananへの気持ちは強くなっていった。

いつも最高な写真をこれでもかと見せてくれるananで!単独表紙を!やってほしい!ってな感じでどんどん強くなっていった。

特集組まれた時はチャンス!と思ってちまちまハガキ書いてマガジンハウスに送った。

Snow Manの特集すごく良かったです!特に佐久間くんの写真が良かったです!表紙にしたら注目の的だと思います!って、毎回そんなようなことを馬鹿の一つ覚えみたいに送るのも結構楽しくて、おそらくこんなのは自己満足でしかないんだろうけど、オタク満喫してるなーって思ったりしてた。

 

 

あれから私の日記には度々ananまだかなーって走り書きのように書かれていて、見返してみるとメンタルヘラってるの?って時も、明るく元気に待ってる時も色々。

髪を綺麗に染め直してるからそろそろだ!とか、体の仕上がり具合がレベチだからこれは撮影近いわ!とか勝手に想像して勝手に盛り上がって...

我ながら健気すぎて泣ける。ヨシヨシ

 

メンバーの誰かが表紙を飾ればちゃんとチェックして、あらためてその良さに打ちひしがれた。おめでとう!嬉しい!と同時に、誤魔化しきれない嫉妬が駆け巡って、あと何回寝たら佐久間のanan表紙が見れるんだろうって何度も枕を濡らした。

 

 

でも、こうして叶った。

やっぱり無理なんかじゃなかったって、今はただそれだけを思う。

 

あの日の私が信じたように、佐久間に無理なことなんて無かった。

私が正しかったって、佐久間の力で証明してくれた。

 

 

例えそれが外野から無理だって言われるような事だとしても、担当って名乗るファンくらいは信じ続けないといけないと思う。

(ananの表紙はそもそも全然無理じゃないと思ってたけどね!)

盲目だと思われても、期待しすぎって思われても、ファンだけは信じて期待し続けたい。

私がアイドルだったら、いやアイドルじゃなくても、○○は無理だよねなんて言われたら、別にやりたい事じゃなかったとしてもヘコむ。しょんぼりしちゃう。しかも自分のファンなのに、期待してくれないの?って思うしモチベだだ下がると思う。

私は佐久間をしょんぼりさせたくない。ただただそれだけ。

私たちにままならないつまらない日常があるように、佐久間にだって上手くいかないことや傷つくことがあって(あってほしくないんだけどね)、試行錯誤しながら全身全霊でアイドル佐久間大介を魅せてくれてるんだから。

だからせめて、オタクくらいは、佐久間がこっちを見てる時は笑ってくれるように、ベタベタに甘やかしたっていいんじゃない?

私が佐久間を見てると何もかも関係なく笑えるように、佐久間にも無理なく笑っていてほしい。

ふと目を遣った窓の外が、テンション下がる土砂降りじゃなくて、綺麗な雪景色だったらいいなと思うんだよね。そして私は、そこに降る雪のひとひらでありたい。

どんな時でも俺って愛されてるな〜って思ってくれるように、佐久間が見てても見てなくても関係なく、たくさん雪を降らせておきたい。

いっぱい期待されていっぱい応援されてるって一点の曇りもなく信じていてほしいし、その方がきっと楽しいと思う。

佐久間に楽しくアイドルで在り続けてほしいから、これからも私はたくさん甘やかして、全部を受け入れて、あなたを応援してるよ、期待してるよって、そういう前向きな気持ちだけを伝え続ける。盲目に、無邪気に、馬鹿正直に。

だってそんな事できるの、この世で佐久間担だけなんだから。

 

 

 

期待されてるって思っててほしい気持ちと、重圧を感じないでほしい気持ちを私なりにバランス取った結果が“主体性皆無全肯定オタク”のスタイル。

具体的には何も望まないけど全てに期待して全てを喜んで受け入れる都合のいい女スタイル。

これは佐久間が色んな意味で信頼できるアイドルだっていう前提の元に成り立っているスタイルだけど、できれば永遠に、このスタイルを貫いてオタクしていけたらしあわせだなって今は思う。

そんな主体性皆無全肯定オタクの私が、特定の何かにこんなにこだわることは本当にイレギュラーで、今後これ以上に熱望するものが出てくるか分からないけれど、佐久間ならきっと、なんでも叶えてくれるんだろうな。

大切に夢見たものを、大切に届けてくれる。そんなふうに信じられるアイドルと出会えたことをほんとうに、しあわせに思う。

いつの間にか私の夢になっていた野望を、叶えてくれてありがとう。

ananの表紙を熱望したことは、私のオタク流儀には反するけど、それでも、望んで良かった。

 

あのツイートを見かけたことで馬鹿みたいに落ち込んだ夜も、空振りくらって不貞寝した月曜0時も、今なら笑って思い出せる。

 

メンヘラ女みたいにananを待ち続ける健気な日記を、きっとこれから先何回も、しあわせな気持ちで読み返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐久間大介さん、anan単独表紙おめでとう!!!そしてありがとう!!!愛してます!!!

 

 

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これはananにとらわれたオタクの悲痛な叫び、可哀想すぎる、泣かないで、ヨチヨチ( •̥ࡇ•̥ )笑

 

 

花曇り抱きしめて

 

 

世界で一番幸せでいてほしいひとへ

 

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佐久間大介さん、お誕生日おめでとう

 

 

去年のこの日は、まだ文字にできるほど自分の感情が整ってなかったから。

この一年、どんどん増え続ける“すき”をたくさん考えて整理して、ようやく文字にしてもいいかなって思えた。

 

 

佐久間にいちばん伝えたい気持ちは、やっぱり「ありがとう」

 

2D.2D.のオーラスで、佐久間は私たちにたくさんの「ありがとう」を伝えてくれたけど、ほんとうにありがとうを伝えたいのは私の方なんだよ。

佐久間を見ていると、オタクって幸せだなあって心から思える。

佐久間が生きていてくれるだけで、笑って過ごしてくれているだけで、幸せになれる、私も笑って過ごせる。

 

 

私が佐久間担だからそう思うのか分からないけど、佐久間は特に、オタクを生かすのが上手なアイドルだと思う。

自分が笑っているだけで幸せになる人がいるっていう自負を、いつも感じる。

それは自惚れとか驕りとか、そういう類のものではなく、誰かの推しとして存在することへのプライドなんだと思う。

私はその、佐久間の信念が好き、とても信頼してる。

こういうの知りたいよね!こういうとこ見たいよね!っていうのが、手に取るようにわかる、把握されてる、そして惜しみなく見せてくれる。

把握してくれてるところももちろん素敵だと思うんだけど、それを躊躇いもなく見せてくれるところに、苦しくなるくらいの愛情を感じる。

 

佐久間はいつも、目の前の人を喜ばせたい!周りの空気を良くしたい!っていう感情を一番に動く人なんだろうなって、メンバーとかの話を聞いてても思う。

そしてその気遣いはいつだってファンにも向けられている。

Weiboもブログも動画も、もっと細かいなにもかも、佐久間から発信されるなにもかも、いつもファンへの気遣いに溢れていること、わかってる。

ちょっとした疑問とか、不安とか、そういうのを打ち消してくれるのはいつだって佐久間自身の言葉で、

目の前にいる人と同じように、大切にされていることをいつも感じてるんだよ。

 

 

大切にしてくれてありがとう

愛してくれてありがとう

笑っててくれてありがとう

生きててくれて、ありがとう

 

 

目の前にいる人を大切にするのだって決して簡単なことじゃない。

それなのに、こうして離れたところにいる、どれだけたくさんかもわからない、どこまでがそうかも分からない、ファンを大切にするってどれだけ大変なことなんだろう。

自分がアイドルだったとして、こんな風に惜しみなく、ファンが見たいものを見せつづける事が出来るかな?

手の甲とか、マニアックなところも覚えてねって、言えるかな?

私だったら躊躇ってしまう、そこに「そんなこと興味あるかな?」っていう一分の迷いでも生じた時点できっと見せることを諦めてしまう。

迷わないのかな、迷ってもそれを乗り越えていつも見せてくれるのかな、どちらにしても愛おしいな。

アイドルとして、みんなが自分に興味があると思い続ける自信が素敵だし、自分のファンがどんな事でも知りたいと信じて疑わないファンへの信頼も素敵。

ファンを信頼して、尚且つそれに応え続ける意識の高さ、ふたつの強さがないと出来ないこと、佐久間は本当に強い人だと思う。

ファンの需要に応えることはお仕事かもしれないけど、ファンの気持ちに寄り添って思い遣ることはお仕事の範疇をゆうにこえている、これは佐久間の愛情なんだって、当たり前の事じゃなくてとくべつなことなんだって、いつも噛み締めてる。

そういう佐久間が見せてくれるものに、惜しみなく注いでくれる愛情に、まいにち、まいにち、こんなにも救われてる、ありがとう。

 

 

だからこそ、私も目の前にいる大切な人と同じくらい、佐久間を大切にしたいと思ってる。

 

幸せでいてほしい、

傷つかないで、悲しまないでほしい

 

佐久間が私たちをただのファンとしてだけじゃなく、人として、大切にしてくれるから、私もそれに応えられる人間でありたい。

たくさん自分の色んな面を見せてくれる佐久間が好きだけど、ほんとの自分を擦り減らすようなことが無いようにいつも祈ってる。

矛盾しているし、甘えきっているのもわかってるけど、甘えさせてくれる佐久間が好きだ、オタクでいさせてくれてありがとう。

 

 

自分のことを二の次にして、周りにしあわせを広げようとする佐久間のことをとても素敵なひとだと思う。

だから私は、そんな佐久間のしあわせを一番に祈りたい。

佐久間は世界のためにしあわせを祈れる人だから、そんな佐久間のためだけに、私は祈りたい。

どうか佐久間のうつくしいつよさが、理不尽に傷つけられることがありませんように。

どうか佐久間のやさしい無防備が、悪意によって蹂躙されることがありませんように。

どうか佐久間が、自分のそのつよさで、よわさを認められなくなることがありませんように。

佐久間のつよさが好きだけど、つよくなくても、完璧じゃなくても、何かを間違えてしまったとしても、受け止めてくれる人がたくさんいること、知っていてくれてたらいいなって思う。

私もそのひとりだから。

 

私の推しはこんなにやさしくて、うつくしくて、やわらかいひとだから。

世界がどうか佐久間にやさしく在り続けてくれるように祈る。

 

やさしい佐久間にやさしい世界でありますように

 

そんな世界をつくれるように、

私も日々を大切に生きる。

 

 

生まれてきてくれてありがとう、

ずっと笑ていてほしい大切な人。

 

私たちが受け取る何倍もの愛としあわせが、あなたに降り注ぐ一年になりますように。

 

 

2021年7月5日

 

 

一万粒の宝物 / 39

佐久間さんの、10000字ロングインタビューを読んだ、気持ちの記録

 

実は編集された言葉があんまり好きじゃない
読み取れる感情が減っちゃう気がするから
だから私はブログが好きだし、雑誌の言葉は情報として読む(情報は情報で大好きなんだけど)
10000字も普通のインタビューよりちょっとおっきな情報、くらいにしか思ってなかったけど、実際には情報以上に言葉として、心の深いところに届くようなインタビューだった

 

私の心にいっちばん響いたのは『その壁、どう乗り越えたの?』の答え

〝ま、いっか。しょうがねえな〟って(笑)

やさしくて穏やかな佐久間の、根っこの強さが伺い知れるとっても素敵な答えを引き出してくれたって思った
私が好きになったのは今の佐久間だから、いつもあまり過去のことは気にならないというか、今の佐久間のことを捉えるのに必死なんだけど
それはきっと佐久間自身が、こういう感じだからっていうのもあるのかなって思った
たくさん悩んで、辛い思いして乗り越えた壁ばかりだっただろうに、 ま、いっか。しょうがねえな で片付けてしまう、そういうところに強さを感じる
重い過去を重くない事のように見せかけてるっていうよりも、重い過去を重いって捉えつづけても仕方ないよなっていう、芯の強いポジティブ、という風に私には見えた
これ、新規ファンにはかなりありがたいと思うんだけど、私だけかな?
私は何に対しても、重いって捉えちゃうと止まらなくなっちゃうタイプだから、佐久間のこの強さにすごく救われてる、一緒になって重く捉えなくていんだなって、安心する
もちろん色んなことがあっての今っていうのは理解してる、してるけど、それを一緒に背負えなかったことを、必要以上に負い目に感じることはないんだなって
これはずっと思ってたことなんだけど佐久間を推してると佐久間にひっぱられて自然とポジティブになる
この感覚すごく新鮮、思考を強制的に上向きに引き上げられる感じ
佐久間が後天性ポジティブだっていう前情報があるからなのかもしれないけど、オタ活で後ろ向きなこと考えそうになった時、そんなのどうでもいいから一緒に前見ようよって、言われる気がして自然と歯止めがかかるんだよね
こんな風に推しに思考を矯正されるの初めてだし衝撃的なんだけど、おかげで私も変に考え込まずに ま、いっか〜 って楽しくオタクできてる
精神が安定してます、佐久間ありがとう

 

あと、 消去法で選んだ道っていう表現は、私の中では新発見だった
前のブログでも言ったけど、アイドルって誰しもいくつもの可能性の中からステージに立つという夢を選び続けてる、って思ってた
消去法で、ほかの全部を諦めて、これしか残らなかった、なんてことがあるって、考えたこともなかったから、びっくりした
佐久間はそうだったんだね
そしてそれが この道じゃなきゃイヤだって、一本道になってたっていう表現も、新しく知る部分だったな
佐久間はアイドルじゃなきゃイヤだって、思ってるんだね
ダメだ、じゃなくてイヤなんだ
別にどっちがどうとかっていうわけじゃないけど、このイヤっていう二文字に、佐久間のアイドルへの執着みたいなものを感じて、すごく嬉しくて、胸が熱くなった

 

 

メンバーへのことば、どれもあったかくて、みんなのこと心から大切なんだなって思った
敢えて一言言うなら、阿部、ノイズキャンセリングすな

 

その中でも一番新鮮というか、これはちょっと知らない部分が見えたなって思ったのは宮舘さんへのことばかなあ
だてさくの関係性が尊いのはもちろん実感してたけど、いまの佐久間から見ただてさんの姿っていうのが、よりはっきり、見えた気がした
佐久間からだてさんに、ああいう言葉が出てきたのが私はすごく嬉しかったし、同時にほんとによく周りを見てる人なんだなって改めて感動した
あのテンションに惑わされがちだけど、見えてるテンションより2、3度低めの落ち着いた感覚が内側にあって、一歩引いたとこから見る視点も持ってるのがよく分かる、すごい人だ
佐久間が康二みたいにだてさんにぐいぐい行かない理由が実はずっと密かな疑問だったんだけど、これですごくすっきりした
こういう言い方は乱暴かもしれないけど、さすが真ん中っ子!って思わず唸った
気配りの方向性がね、中間管理職って感じ
どっちのアプローチも、愛
私もだてさんに、誰よりも楽しんでほしいって思ってる
誰かのためよりも先に、自分自身が、めいっぱい楽しい!って思える年にしてほしいな〜
佐久間も言ってたけど、そうなったらSnow Manとしても最高だし、目指してるものに一歩近づくと思う
これからのSnow Manに、もっと期待しちゃうような答えだった!


今まで見せてくれてた部分も、知らなかった部分も、色々収穫があったインタビューだったなあ
やっぱ長ければそれだけ掘り下げられるし、その分たくさん拾えちゃって楽しいね
10000字最高!一粒残らず宝物にする!

 

 

 

そして今日は3月9日、さくの日、さっくんの日ですね
39に因んで、佐久間へのたくさんのありがとうの中からひとつだけ

 

見つけさせてくれてありがとう!

 

2D.2D.のオーラスで佐久間は、見つけてくれてありがとうって、言ってくれたよね
あの言葉とても不思議な感覚がした
私が見つけたんじゃなくて、佐久間が見つかってくれたんだと思うから
ま、いっか。で乗り越えられるような壁ばかりだったとは到底思えない、ながいながい道のりを、歩き続けてくれたから、私はこうやって今応援できてる
幸せだな〜〜ってつくづく思う
佐久間がひたむきに、磨き続けて研ぎ澄ましてきたから、佐久間の輝きが私の方まで届いてきてくれたんだと思う
それを、見つけてくれてありがとうって言うところも、素敵だなって思うけどね
輝きを届けてくれてありがとう、すのちゃんのおかげでほんとに毎日幸せだし楽しい
どうか佐久間とすのちゃんも、辛いこととか悲しいこととはなるべく遠いところで、毎日幸せに過ごしててほしいな
そして楽しそうに仕事してるところをたくさん見せてほしい!
私は佐久間が笑ってるのを見るだけで、笑い声を聞くだけで、とっても幸せになれちゃうのでね!

 

そんな感じで、いつもありがとうだけど特にありがとうな3月9日でした!
読んでくれてありがとう

 

 

 

\🌸ハッピーさっくんデー🌸/

推しを推すこと終わること

 

宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』を読んで、「推しを推す」ということについて考えた記録です

 

 

⚠︎小説のネタバレには全く配慮しません

 

 

 

 

個人的に、去年は終わりを目の当たりにすることが多い年だった

いろんな終わり方を見て、推しを推せることは奇跡に近いことなんだって、感じた年だった

普段終わりを意識してオタクなんてしてないし、あんまり考えたこともなかったけど、珍しく真剣にそういうことを考える機会がちょうどあったから、あかりと真幸くんの終わりが、よけいにぐさっと胸に突き刺さった

真幸くんは、アイドルとしてステージに立ち続けることよりも、左手の薬指の指輪を選んだ

それはアイドルとしての自分への諦念だし、同時にファンへの諦めでもあると思う

世界を睨めつけるような眼差しは、ファンへも向けられていた

真幸くんはきっと、ファンから理解されることも、とっくに諦めていたんだろうね

 

 


真幸くんが、なぜファンを殴ったのか、結局最後まで分からなかった

だけどきっと重要なのはその理由ではなくて、最後まで理由が分からなかったことそのものなんだろうな

どれだけ解釈しようと努めても、あかりのようなオタクですら推しの考えてることなんてほんとのところは微塵も分からない


一生涯かけて推したかった


あかりがそう言った一方で、作者は『当然描かれるもの』として終わりを書いたと言っているのを見かけた


いつか絶対に自分が飽きるか、相手が活動を停止するかの未来が待っている。そこは当然描かれるものとして、あかりが対峙するものとして書きました。終わりを描くことによって、推しを推すとは本質的にどういうことかが見えてくると思います。

 

 

 


アイドルがステージに立ち続けるのは、いくつもの選択の末に選ばれた結果でしかない

今までもこれからも、その選択が必然である保証はどこにもない

大切な推しが、いくつもの決断を経てファンの前に立つことを選び続けてくれた、その尊さを私は知っているから

どうかこれからも、選び続けてもらえるように、願うことしか自分には出来ないことも知っている

ファンが誰しもいつか飽きたり、ほかの何かに心奪われる可能性があるのと同じくらい、アイドルにだって突然別の道を選ぶ可能性がある

どれだけ信じて心通わせたと思ってもそれは紛れもない真実で、そして覚悟してるよりも唐突に、鋭く、訪れるものなんだよね

それがへだたりぶんの優しさの、代償なんだと思う

伝わらない痛みを理解してあげられない私達は、黙って耐えるしかない

 


とはいってもそんな事考えながらオタクをするのはあまりにも辛すぎるし、終わりを目の当たりにしても尚始めようと思ってしまう程に、私の推しは優秀だから、普段はそんなこと忘れてる

たぶんだけど、ほとんどの人が永遠なんて無いってわかっててオタクしてるんだと思う

でも別に常に不安を感じてるわけじゃなくて、そんな不安忘れちゃうくらい、アイドル達がみんないろんな方法で信じさせてくれてるんじゃないかな

あなたの推しも、私の推しも、アイドルってみんな最高だよね、永遠の夢、見させてくれそうって思っちゃう

私は佐久間の「俺が最後の“推し”になってやる」って言葉に、馬鹿みたいに感動した

あれは私にとっては永遠を保証してくれる言葉みたいに聞こえたんだよね

心底ほっとして、この言葉がずっと欲しかったんだとすら思った

こういうひとつひとつを、信じる

佐久間が持てるぜんぶの手段をつかって、信じてって言ってるように思える

 


アイドルとファンの関係性って、そういうもんだと思う

お互いに何もかも不確かだけど、必死で手を伸ばして支えあってる

平等で相互的な関係から外れた不健康な関係性、って、そんな感じの表現をされていたけど、平等も相互的もお互い信じ続ければそれが真実になる(暴論か?)

だから私は、信じさせてくれるアイドルと、信じるファンの関係性は健康的だと思う

(現実の人間関係だって、完全に平等で相互的な関係性なんてほとんど無いと思う、バランス取りながら、そうであると思い込んでるだけ)

結果をみれば真幸くんとあかりの関係性は背骨を失った不健康なものになってしまったけど

そうでない関係性も、私達は築いていける

近くにいなくても信じられるのは危険な時もあるけど、素敵だと思う時の方がずっと多い

発信されるものを一途に追いかけて、信じるファンは誰だっていつも輝いてる

健康的な推しとの関係性は、結局は推しと自分の努力で築き上げるもの

だから健康に、ハッピーに、お利口にオタクしたいよね

いつも健康にオタクさせてくれる推しに感謝しながら!

 

 

 

『推し、燃ゆ』を読んだ感想を綴ろうと思ったはずが、何故かオタクスタンス論(?)を語ってしまった、しかも長々と

「推すことの終わり」にだけ焦点あてたけど、小説としての感想は他にも色々あったし考えたから、もし読んだ人いたら是非DM下さい語りたいな

 

 

 

 

 

 

 


最後に、

これはできれば来てほしくない未来の話だけど、もしいつの日か、アイドルとしてステージに立つことよりも、選びたい未来が現れたとして、手を離す時が来たとしても、切り捨てて平気ではいてほしくない

最後のときまで大切に、愛してもらえるファンでいたい

ほんとのほんとは全部が知りたい、だけどそれが叶わないなら、やっぱり全部素敵だったって、これが全部だったって、どうか最後まで魅せ続けてほしい

傲慢かもしれないけど、これは私が、唯一推しに望むこと

 

 

 


せっかくはてなブロガーデビューしたのに一発目がこんな重い話題でつらみ

次はもっとハッピーな話をします絶対に

読んでくれてありがとう